名演技ッ。
我が家のミニラくんは、1人で遊ぶのがとっても上手デス。
子供って、皆そうかもしれませんね。男の子なら、片手にウルトラマン・片手に怪獣って感じで、戦いごっこを繰り広げたりするもんデス。
しかしっ!!彼の場合、お人形は持ちませんっ。自分が動きマスッ!!
剣を振り回しながら、一人二役?三役??…イヤ何役かしら?!って感じで、度々、家中を舞台に彼の劇が開幕してしまいます。
「また始まっちゃたよ。。。」と、度々の事にミニラ姉は冷静でありマス。
ある意味、彼の演技力には目を見張るモノがあり、ついつい見入ってしまうと、、、
「見ないで~~っ!!」と叱られてしまうので、見る時はあくまで“さりげな~く…”が原則デス。
脚本・監督、そして役者も務める彼の姿にアッパレ~ッ!であります。
が、その演技力を外で使うことがあるのには困り者でゴザイマス。。。
暮れに、お姉ちゃんのランドセルを買いに行った時のこと~
何でもお姉ちゃんと同じでないと納得の行かない彼は、早々に駄々をこね始めました。これまたいつもの事に、家族は“ハイハイ、、、”とあしらっておりました。すると、レジでお金を払っている私のところにやって来ました。頭が出るか出ないかのサッカー台に両手を乗せ、かろうじて少し見える顔を上に向け、何とも愛らしい眼差しでお店のオジサンを見上げている彼の目は涙でいっぱいであります。
「…ぅぅぅ、ぼ、ぼくも欲しかったんだよぉぉぉ。。。」と上目遣いかつ小さな声で訴えマス。そして極めつけに、ウルウル瞳から涙が一粒ポロ、、、
となればオジサンもすかさず、
「そうだねぇ、そうだねぇ、欲しかったよねぇ。。。今からオジサンがボクの分も作っておいてやるからねぉ。特別にキーホルダーあげるよぉ。」と、同情のアメアラレでございます。
オジサン、彼のウルウル光線にやられてしまいましたね。。。
すると彼は涙をぬぐい、“ニコッ”とキラリ輝く笑顔をオジサンにお返し致しマス。
この“ニコッ”は、彼の“シテヤッタリ…”の悪魔の微笑みに間違いなく、、、
家族の者は“オ~イ、、、”って感じですが、何せ彼はまだまだ幼さ残る年少サン。大抵の人が彼の名演技に“そ~かそ~か、よ~しよ~し”とやられてしまいマス。
“騙される無かれっ!!それは家で鍛えぬいた彼の演技でゴザイマス!!”とまでは言わないまでも、でもやっぱりちょっぴり、こんな時の彼の“涙~”には何か疑うモノがあり、『末恐ろしや~』でゴザイマス。
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